【ドキュメント高校中退】読んでみた感想!高校中退者の現実とは?

こんにちは、サボテンです。

最近、「ドキュメント高校中退ーいま、貧困がうまれる場所」

という 青砥 恭さんが書かれた本を読みました!

今回はこの本をもとに高校中退者の現実について書いていこうとおもいます!

ドキュメント高校中退 いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書) [ 青砥恭 ]

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本の紹介


日本には二種類の人間がいます。

高校を中退した人間とそうではない人間です。

この本では高校を中退した生徒の学力や周囲の環境、家庭の事情などから、

なぜ高校を中退することになったのか、原因は何なのかということを深く掘り下げています。

出版されたのは2009年ですが今も昔も高校中退の現実は変わりません。

 

 

高校中退者の現実


高校中退者の大半は、家庭の貧困により退学していきます

家庭の経済格差が子どもの教育格差になっているのです

そもそも貧困家庭の子どもは小さいころに十分な教育を親から受けておらず

小学校では掛け算や割り算がわからずにそのまま勉強せずに高校に入学している生徒もいるそうです

そういう生徒が集まる高校はほとんどが底辺校です

底辺校では、教育費を払えない家庭も多くいます

経済的な理由で高校を中退する生徒もいますが

他にも、小学校の勉強もわからない生徒が授業に出席せず

合計出席数がたりずに留年は面倒だからという理由で中退する生徒も多くいるそうです

女の子の写真

 

貧困のループ


高校を中退していった者は、その後なんとか就職をしようとします

しかしほとんどの会社は最低でも高卒が絶対条件なので

アルバイトで稼いでいくしか方法はなくなります

しかしアルバイトでは十分な生活費を稼いでいくのは難しいです

そんな生活からのストレスから子どもをつくってしまいさらに貧困に陥っていきます

要するに

 

貧困家庭で育ち十分な教育が受けられない

高校を中退せざるおえなくなる

生活が苦しくなる

ストレスで子どもをつくる

またその子どもも十分な教育が受けられない

 

という貧困の負のループができます

 

責任


いったいこの負のループの責任はだれにあるのでしょうか?

まづ、ちゃんと勉強をしなかった子どもがわるいという意見には私は反対です

「学ぶ意欲」を一切踏みにじられて育てられた子どもにすべての責任を押し付けるのはどうなのかと思うからです

つぎに、親の責任なんじゃないかという意見は私は間違っていないとおもいます

貧困のなかで後先考えずに子どもをつくり

子どものめんどうもしっかり見ない親は責任があると思います

しかしそれ以上に責任があると思うのはこの国だと私は考えます

最近になってようやく少しづつ高校無償化が進んでいますが

いままでこの重要な問題をほっておいた責任があると思います

他の国ではとっくに高校の授業料は無償化されており、日本はだいぶ遅れていることがわかります

手の写真

 

これからどうすべきか


本書では、これからどうすべきかについて書かれてあります

まづ、高校教育を義務教育にすることです

義務化する意味は、すべての子どもたちに後期中等教育を完全に保証することであり

中退を制度としてなくすことにあります

 

二つ目に、高校教育の中身も現在の普通教育中心から専門教育中心に転換することです

職業と地域をつなぐ役割をもつ職業教育中心の高校制度に転換させることが必要だからです

 

三つ目に、貧困層の家族に対する経済的な支援です

具体的には児童手当などの支援を厚くすることです

 

四つ目に、当面は小・中学校の就学援助制度と高校の授業料減免制度をさらに充実させることです

ハードルを高くして認定率を低くするのは現実に逆行しています

 

最後に


これからはおそらくここに書いてあることがだんだんと進んでいくとおもいます

そうなったなかで教師の役割が重要になってくると私は考えます

どれだけ生徒を正しい道へ教育できるかでだいぶ変わってくるとおもいました

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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